まどかです!母は東北最大級のブリーダーをやっていて、産まれたときから犬に囲まれた生活をしています。
そんな私も2児の母です。
子どもがいる家庭でこれから犬を飼いたいと思っている方向けに、不安をこの記事で解消していきたいと思います。
実は犬を飼うことは、子どもの成長にとって良いことづくめなんです。
犬が子どもに良い影響を与えるよ!
ですが、大変なことや注意することもあることはあります。
そういったことを知った上で、犬を飼うかどうか考えていただくと
「こんなはずじゃなかった!」
を防ぐこともできます。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
子どもがいる家庭でも犬を飼うことはできる!
犬を飼い始める目安は、子どもが2〜3歳になったら
犬を飼ったことがない方が、犬を飼い始める目安としては、子どもが自分の意思を相手に伝えられるようになる2〜3歳ころが目安です。
犬も赤ちゃん同然で悪いこともしてきます。
その犬が、人に対して嫌なことをしてきた場合に、子どもが嫌!と伝えられるくらいの年齢が2〜3歳だと思います。
また、お世話をしてあげたり、可愛がってあげられるくらいになるのも2〜3歳ころからになります。
子どもが2〜3歳くらいの年齢に達すると、親としても犬と子どものやり取りをある程度安心して見ていられるようになります。
子どもと相性の良い犬種を選ぼう!
犬種によって元々持っている性格が結構違ったりします。
子どもが苦手な犬種も存在します。
そのため、特に小さい子どもがいる家庭なら、子どもと合う性格の犬種を選んであげることが必要です。
じゃぁどんな性格の犬がいいかと言うと、
この3点に着目して、選ぶと良いでしょう。
もちろん、個体差はありますが、子どもと相性の良い犬種から選んで、実際に見てから決めると決めやすいと思います。
子どもがいる家庭におすすめの犬種をランキング形式にした記事もありますので、詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!
それでは、実際に子どもと相性の良い犬種を紹介していきます。
プードル
フレンドリーな性格で、とても賢い犬種です。
エネルギッシュなので、好んで子どもとたくさん遊びます。
また、賢く飼い主に従順な性格なので、しつけもしやすいです。
換毛期がないので、一度に大量の毛が抜けることはありません。共働き世帯におすすめです。
ポメラニアン
うちでも飼っています(笑)
好奇心旺盛で明るい性格です。
ポメラニアンも賢く、飼い主に従順な性格をしているのでしつけもしやすいです。
なんと言ってもふわふわ感が可愛いのですが、換毛期は大量の毛が…!
服にもたくさん毛がついてしまうので、掃除をきちんとできる人にはおすすめです。
マルチーズ
人懐っこく、穏やかな性格です。
賢く、飼い主に対して従順な性格をしています。
マルチーズは換毛期がなく、毛抜けも少ないです。
毛が長いためトリミング(お手入れ)は必要になります。
ダックスフンド
明るく温厚な性格で、とても人懐っこいです。
知能が高く、番犬気質なところもあるので、いざという時は頼りになるかも…!
ただイタズラ好きな一面もあるので、しつけはしっかりしましょう。
ダックスフンドは換毛期がありますが、そこまで毛が長くないので、きちんとブラッシングをすることで気にならないと思います。
ペキニーズ
落ち着きがあり、賢い犬です。
猫のようなマイペースさがあり、怖いもの知らずな一面もあります。
動作がゆっくりめで、運動量もあまり多くないので、毎日の散歩に不安がある方におすすめです。
換毛期があり、春と秋には大量の抜け毛があるので、ブラッシングや定期的なお手入れは必須です。
子どもがいる家庭で犬を飼うときの注意点
特に小さい子どもがいる家庭では、注意してほしい点が大きく分けて3つあります。
子どもと犬、お互いに怪我をしないようにする
まずは、子どもが犬に怪我をさせないように、犬と遊ぶときの注意点をお話しします。
特に多いのが、子どもが犬を抱っこしたまま立ち歩いて、高い位置から犬を落としてしまう事故です。これは、大人もたまにやってしまうので、子どもがいる家庭では特に、犬を抱っこするときは必ず座って抱っこするようにしましょう。
次に、犬が子どもに怪我をさせないように、噛むことをさせないようにしましょう。
危険がないしつけ(お手など)の場合は、褒めて伸ばすほうが覚えがいいのですが、噛むような危険な行為をした場合は「いけない」ときちんと教えてあげましょう。
また、爪が伸びている場合も引っ掻いてしまったりということもあるので、定期的に爪切りや爪やすりで整えてあげるといいです。
犬の衛生管理、健康管理
犬に虫が寄生したり、病気になってしまうと、中には人にうつるものもあります。そうならないようにきちんと予防、そして掃除をしてあげましょう。
犬の具合が悪くなってしまうのも可哀想ですし、子どもにうつったら…と考えると恐ろしいですよね。
命に関わるような大変なものは、大体予防することができるので、ワクチン接種や予防薬を使ってしっかり防ぎ、掃除をきちんとして衛生的な環境を作りましょう!
責任を持って世話ができるか考える
子どもが犬を飼いたいと言った場合に、よく子どもが犬のお世話をすることを約束をして飼うといった家庭がよくあります。ちなみにうちもそうでした(笑)
しかし、子どもだけでは絶対に最後まで全て面倒を見ることは不可能です!断言します。
ある程度子どもが大きい家庭では、最初のうちは一生懸命お世話をするかもしれません。中には、掃除やご飯など身の回りのお世話を全てこなせる素晴らしいお子様もいるかもしれません。
しかし、トリミング(シャンプー)に連れていったり、予防接種などで病院に連れていったりと、大人がやってあげなければならないことも少なからずあります。
また、肌感覚だと9割の子どもがお世話を放棄します(笑)そして、結局お世話をするのは親です。
犬を飼う際は、犬をお世話できる大人がいるか(時間があるか)をしっかり考えてから飼うようにしましょう!
子どもがいる家庭で犬を飼うことのメリット・デメリット
メリット:子どもの成長に与える良い影響
犬を飼うことは、子どもの心の成長にとても良い影響を与えてくれます。自分より弱い立場の犬と密に関わることで、心が成長していくように思います。
命の大切さを学ぶことができる
犬は、人にお世話してもらわないと生きていくことができません。毎日ご飯をあげて、掃除をしてあげて、散歩や遊びで運動をしてあげることで健康に生きていくことができます。
子どもからすると「やってもらう」だけの生活が、自分より弱い犬に「やってあげる」ことで、責任感や命の大切さを知ることができます。
特に犬と子どもは、良いパートナーになることができます。子どもが「かわいい」「大切にしたい」と思える存在がいることは、とても良い環境ですよね。
思いやりや優しさを学ぶことができる
犬と遊んであげると喜んだり、体調が悪いときは看病してあげることを通して、子どもの思いやりの心を育てることができます。
犬にとってどうしたら喜ぶのか、幸せになるのかを子どもが自ら考えることができるようになります。
実際、私の息子も幼少期は人とのコミュニケーションが少し難しい時期がありましたが、犬のことはとても可愛がって散歩をしたりおやつをあげたり、一緒に遊んでいました。
今では、友達の気持ちも思いやることができる優しい子に育っています。
デメリット:子育て以外にも時間を取られてしまう
子どもにとって、良い影響を与えてくれる犬ですが、お世話をする時間はやはりかかってしまいます。
そのため、子育てをしている忙しい家庭で、さらに犬のお世話もできるかどうかきちんと考えるべきです。
共働きで日中家にいない家庭では、日中犬を預けられる人がいるか、日中家に留守番させても大丈夫なくらいの月齢・犬種(比較的がっしりした犬)を飼うなどするようにしましょう。
家族で話し合って、掃除や散歩などを役割を決めて分担することもおすすめです。
初めて犬を飼うための準備と費用
犬を飼うための初期費用はいくらくらいかかる?
犬をお迎えするための初期費用は、ブリーダーから購入する場合で、ざっと見積もって23万円~100万円程度です(子犬代含む)。
子犬代以外だと35,000円程度になります。
ブリーダーさんによっては、ワクチン代やエサ、おもちゃなど最初必要な物をプレゼントしてくれる場合もあるので、子犬購入時にお問い合わせしてから準備するようにしましょう。
犬をお迎えしてからかかる費用
毎月かかる費用は、12,000円程度。そのほか毎年ワクチンや予防薬代がかかります。
去勢や避妊を行う場合は手術費用、そのほかに病気になれば病院代も発生します。
まとめ:子どもがいる家庭でも注意点を守れば犬を飼うことはできる!
子どもと犬の関わり方を親がフォローしてあげると、子どもがいる家庭でも楽しいワンコライフを送ることができます。
以下のことに注意をして、犬を飼う検討をしてみてください。