こんにちは!母が東北最大級のブリーダー業をしているMadokaです。
今回は、これから犬を飼いたいと思っているけど、一体いくらくらいお金がかかるの?と思っている方のために、犬を飼うためにかかるお金を総まとめしました!
この記事を読むと、犬を飼うための準備費用から飼った後にかかる年間費用まで全て分かりますので、ぜひ参考にしてください!
犬の一生涯でかかる費用は平均513万円!
犬を飼うための初期費用と子犬の生体費用合わせて37万円、犬を飼ったあとの年間費用の平均額34万円×犬の寿命を14年とすると476万円。
これらを合計すると、犬の一生涯でかかる費用は、513万円となります!
この金額を見ると高く感じますが、それ以上のものをペットはもたらしてくれます♡
ただ、金額感を分からずに犬を飼ってしまうと思っていたのと違ったり、可愛く感じなくなってしまったら大変ですので、最後まできちんと見てあげることができるか、愛してあげることができるかをしっかりと考えて犬を飼いましょう!
それでは、それぞれの費用について、詳しく解説します。
犬を飼うために必要な初期費用は7万円程度!
犬を家に連れてきたときにすぐ使うようなものを、犬を飼う前に用意しておくといいです。
具体的には以下に書いていますが、中にはブリーダーからサービスとしてプレゼントされる場合もあります。
実際に用意するときは、ブリーダーに購入しておいたほうがいいものを確認しておくといいですよ。
今回は、私が実際に家で使用している商品もご紹介します!
犬が住む環境の準備
ケージやサークル
ケージやサークルといった犬だけのスペースを用意しましょう。
私の家では普段犬を自由に放して飼っているのですが、寝るときや外出時は犬にケージに入ってもらっています。
飼い主が犬を見ていないときは、ケージのような場所に入ってもらうと、イタズラや危ないものを誤飲することを防げます。
安全のためにもケージは必要ですね!
私のおすすめケージは、掃除がしやすく屋根付きも選べるこちらのケージです。
見た目もおしゃれでインテリアに馴染むデザインですよね。
ベッド・寝床
ケージの中にはベッドや寝床を用意します。
犬の大きさに合わせたベッドを購入しましょう。
うちでは家族が遅くまで起きているため、犬が落ち着いて寝られるようにティピ型のベッドを用意しています。
閉鎖的で犬も落ち着いて寝られるようで、眠くなると自分でケージの中のティピに入って寝ています。
トイレ
ケージの中にトイレも用意します。
うちではペットシーツを直接敷いていますが、ペットシーツをイタズラしてしまうワンちゃんにはトイレトレーも用意しておくといいでしょう。
トイレトレーはイタズラ防止の他にも、トイレの場所を犬が覚えやすいという利点もあります。
大きさは、ケージの半分程度のものがいいでしょう。
上記のケージだと幅120cmタイプで、ペットシーツはワイドサイズがちょうど半分程度となります。
ケア用品・衛生管理
シャンプー・トリートメント
犬を洗うときは犬用のシャンプー・トリートメントを使用します。
犬と人間とでは肌のPHが違いますので、犬に人間用のシャンプーやトリートメントを使用してしまうと肌トラブルに繋がります。
必ず犬用のシャンプー・トリートメントを使うようにしてください。
シャンプーを自宅で行わずトリマーさんにお願いする場合でも、散歩で足が汚れたり、うんちでお尻が汚れた場合などのためにもシャンプーだけでも用意しておくといいです。
汚れた部分だけ洗う方には、リンスインのこちらのシャンプーがおすすめです!
自宅で定期的に犬のシャンプーを行う方には、定期購入のこちらのシャンプーがおすすめ!
ブラシ・爪切り・綿棒
犬は毛が抜けます。ブラッシングを行うことで、この気抜けのお手入れができますので、犬用ブラシは用意しておくといいでしょう。
ブラシは、毛の絡まりを取るペットコームと、毛抜けの手入れができるスリッカーブラシの2種類を用意することをおすすめします。
また、犬用爪切りと耳掃除用の綿棒も用意します。
定期的にトリマーさんにお願いする場合は、爪切りは不要です。
耳掃除用の綿棒は、人間用の綿棒で大丈夫です。
ウェットティッシュ・消毒スプレー
ウェットティッシュは、掃除や犬の顔を拭いたりするのに使います。
アルコールを含まないウェットティッシュだと、犬の目周りにも使えます。
消毒スプレーは、犬のトイレを掃除するときに使用します。消臭効果のあるものを使用すると、匂いも気になりづらくなりますよ。
犬用ゴミ箱・袋
犬のペットシーツを捨てる用のゴミ箱も用意しましょう。
臭いがあるため、蓋が付いているものや人間のおむつ用ゴミ箱などもいいと思います。
また、ペットシーツを捨てるときは一回ごとに袋に包んで捨てると臭いが漏れづらくなりますよ。
お出かけ用品(散歩・病院などのため)
キャリーバッグ
犬の病院など、犬を連れて歩くときはキャリーバッグに入ってもらいます。
キャリーバッグの中にはペットシーツやタオルケットなどを敷いておきましょう。
犬を出すとき、出入り口が前側だけでなく、上からも出入りできるタイプのキャリーバッグがおすすめです。
災害時の避難などにもキャリーバッグは使えますので、必ず用意しておきましょう。
ハーネス・リード・汚物入れ袋
ハーネス・リード・汚物入れ袋は主に散歩用になります。
散歩用リードは首輪のタイプもあるのですが、引っ張ったりすると苦しそうなので、胴体につけるタイプのハーネスをおすすめします。
また、お散歩のとき犬がうんちをしたら持ち帰るのがマナーです。
汚物入れ袋は必ず持ち歩くようにしてください。
携帯用給水器
携帯用給水器は、外出時に犬に水を飲ませるものです。
最近特に暑い時期は熱中症が心配なので、こまめに水を飲ませるようにしてあげましょう。
フード・消耗品
フード・おやつ
犬をお迎えしてすぐは、犬も環境が変わりストレスを抱えやすい時期のため、お腹を壊しやすいです。
そのため、最初のうちはブリーダーのところで食べ慣れているフードやおやつを聞いて、同じものを与えたほうがいいでしょう。
そこからフードなどを変えたい場合は、徐々に他のフードを混ぜて体調を見ながら変えていくようにします。
おやつは、しつけのご褒美用や食後の歯磨きガムなどもありますので、そういったものを活用していきましょう。
フードボウル・給水器
犬のフードを入れるフードボウルを用意します。
フードと水の両方を入れられるタイプもあります。
うちの犬は、ケージにフードを入れるとイタズラしてこぼして散らかしておくので、フードはリビングに置いています。
ケージには給水器をつけて、いつでも飲めるようにしてあります。
ペットシーツ
最初使うペットシーツを一袋用意しておきます。
ケージの半分のサイズのものを購入しておくといいです。
ケージの中以外にもリビングなどにトイレを用意してあげる場合は、大きめのペットシーツがあるとより良いと思います。
子犬の購入にかかる生体費用は平均20〜40万円!
子犬の値段はピンからキリまでありますが、平均的には20〜40万円と考えていいでしょう。
希少性が高い毛色の犬や血統がいい犬、骨格が素晴らしい、顔が可愛い犬、犬の体格・大きさなどで値段が高くなります。
なかには100万円を超える犬も存在します。
そこまで細かいこだわりがない方は、30万円前後で考えておくといいです。
ブリーダーによっては、生体価格(子犬代)のほかにワクチン代や血統書代など別途費用がかかることもあるので、購入前に確認しておきましょう。
ちなみにどこのブリーダーから購入するのが安心か分からない場合は、手前味噌にはなりますが、私の母のところがおすすめです!
東北最大級のブリーダーで犬種も選べますし、動物看護師などペットの資格も様々所有しており、経験豊富なので何でも相談に乗れると思います!
ペットショップとブリーダーどっちがいいの?という方には、記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
犬を飼った後にかかる年間費用は平均338,623円!
犬を飼っている方の年間費用については、アニコム損害保険株式会社で「2023最新版ペットにかける年間支出調査」を公開しています。それに基づくと犬にかかる年間費用は338,623円となっています。
アニコム損害保険株式会社の「2023最新版ペットにかける年間支出調査」のリンクも貼っておきますので、参考にしてみてください。
それでは、主な費用について見てみましょう!
フード・おやつ
フード・おやつの年間費用の平均額は、64,294円となっています。月額に換算すると5,358円となります。
これは、犬の身体の大きさにもよりますが、我が家ではポメラニアンを飼っていますので、大体月額のフード・おやつ代は1匹あたり2,000〜3,000円程度におさまっています。
シャンプー・トリミング
シャンプー・トリミングの年間費用の平均額は、48,200円となっています。月額換算だと4,016円になります。
自宅でシャンプーをされる方だとシャンプー代のみとなりますので、費用感はもっと下がってきます。
我が家は、知り合いのトリマーさんが格安でやってくれているので、なんと1匹あたり1,000円でシャンプーをしてもらっています!
平均的なトリマーさんの価格帯としては、小型犬のシャンプーで1匹4,000円程度でしょう。カットもする犬種になると6,000〜10,000円程度になります。
日用品
日用品の年間費用の平均額は、13,431円となっています。月額換算だと1,119円ですね。
アニコム損害保険株式会社の「2023最新版ペットにかける年間支出調査」では、日用品が何を指すのが書いていませんが、我が家の具体例でお話しします。
我が家では、ペットシーツ、ティッシュ、ウェットティッシュ、消臭剤、ゴミ袋あたりが日用品に当たります。
2匹で毎月3,000円前後かかっていますので、1匹あたりだと月1,500円程度になります。
病院・ワクチン
ケガや病気の治療費とワクチン・健康診断等の予防費を合わせると年間費用の平均額は、89,782円となります。月額換算だと7,482円になります。結構大きいですよね。
主に大きいところで言うと、病気で手術となると何十万円とかかってきてしまうので、そこが大きい出費となります。
我が家の8歳のポメラニアンは、今まで一度もケガや病気で病院にかかったことがありません。
健康な犬だとあまり病院代がかからないこともありますが、歳をとるにつれて病院代も大きくなりそうですね。
医療費が心配な方は、アニコム損害保険株式会社の犬の保険に入ることをおすすめします!
私も備えて入っていますよ。
光熱費
飼育に伴う光熱費の追加分の年間費用平均額は、16,505円となります。月額だと1,375円です。
我が家では、リビングで犬を飼っていることもあり、犬にかかる光熱費の追加分はほぼ0円です。
その他(個人による)
その他としては、しつけ代や飼い主不在時のペットホテル代などが挙げられます。
しつけトレーニング代はお願いする場合も一時的なものが多いので、年間平均額は6,343円となっています。
ペットホテルは、年間平均額4,446円となります。
いざという時にこういったものを利用できるのはありがたいですよね。
まとめ:犬の寿命を14年とすると、一生涯にかかる金額は平均513万円!
合計すると、犬を飼う場合に一生涯にかかる平均額は513万円となります。
いくらかかるのか把握した上で、最後まできちんと責任を持って犬を飼うことができるか検討しましょう!